〔070〕霧ヶ峰 (車山 1,925m)
標高差:352m
累積標高差:380m
長野県諏訪市四賀
登り:1時間39分(散策道にて)
下り:47分(ゲレンデを歩く)
コースタイム:2時間39分
ウィキペディアから
車山一帯は車山高原と呼ばれており、さまざまな小動物や草花などを見る事ができるレジャースポットになっていて、公園・博物館・レストラン・テニスコートやグラウンドなどの施設も備え付けられている。 冬季には、車山高原スキー場としてスキーが楽しめる。山頂には、車山神社という小さな神社があり、そのまわりは4本の小さな御柱で囲まれている。山頂には1999年から稼動している車山気象レーダー観測所が設置されている。
霧ヶ峰(車山)
若かりし頃にスキーを楽しんだ車山高原であるが、今日、ゲレンデを歩いても何一つ思い出すことはなかった。 ゲレンデを滑降しているスキーを見ていると、もう一度スキーをしてみたくなった。
帰路に付く
明日から天気が崩れるらしいので、そろそろお開きにする。
林道、冬季通行止めに翻弄された4日間だったが、天気には恵まれた。
きりがみね
随分昔の話しになるが、車山高原には会社の保養所があり、格安で宴会、スキーを楽しんだことがあり、今回は懐かしのゲレンデから登りたいと思った。
ゲレンデは南東に向いて朝から陽の当たる山を眺められるはずだ。 南東向きのゲレンデは昼間に雪が融けて夜に凍り付くことが多く、青氷の急斜面に我がスキーの腕では太刀打ち出来なかった苦い思い出がある。
『日本百名山』 懐かしの車山高原スキー場から登ってみた。
仕方なく少し離れた第二駐車場に車を停める。
第二、第三駐車場も満車に近い状態だった。
9時06分に駐車場から歩き始める。
まずはゲレンデに一番近い第一駐車場に飛び込むが係員から
満車だと追い返された。 今日は平日なのに何で満車なのか?
3連休と繋げてスキーに来ている連中が多いのか。
散策道の登り途中から車山を見る。 こうして見ると散策道は
大きく半周することになり、随分と遠回りとなる。
第二駐車場からゲレンデまでは近道のトンネルがあり、直ぐにゲレンデに立つことが出来た。
ゲレンデを歩くのはまずいであろうと尾根筋にある散策道(ハイキング道)を歩くことにした。
車山までは2.8kmとなっており、手ごろな距離だと思えた。
尾根筋に登ってしまうと真東方向に ”蓼科山”を見ることが出来た。
スキーヤーとのトラブルを避ける為に散策道を歩こうと思ったが、
スキーヤーは殆ど居ない。ゲレンデの直登でも良かったか。
蓼科山の南側には ”八ヶ岳連峰”が聳えていた。
一際目立つのが ”赤岳”と ”阿弥陀岳”であった。
白樺湖への散策道がある様だ。
圧雪されたゲレンデも随分と歩き易く、
ゲレンデの端を歩くことにする。
標高が上がって来ると足が雪面に潜り込むようになって来たが、
スノーシューの足跡を追って行くと足の潜り込みは殆ど無くなった。
あれだけ駐車場は一杯だったのにスキーヤー、ボーダーは何処に行ってしまったのか。
ゲレンデを横断して遊歩道の階段道に入る。
ゲレンデの左上に遊歩道的な杭が見えたので、あの道に入りたい。
適当な所でゲレンデを横断する必要がある。
リフト降り場に着いて、山頂を見上げる。 あと少しだ。
後少しでリフト降り場に出られそうだ。
1時間39分にて ”車山”(1,925m)に着く。
前回は最短距離の車山の肩から登ったので45分で着いている。
フラットな山頂に着いて、まずは ”車山神社”に御挨拶。
遠景ながら霊峰 ”富士山”も見ることが出来た。
南方向には南アルプスの山々を見ることが出来た。
南東方向に見える八ヶ岳連峰。
北東方向には浅間山が見えていた。
車山のシンボル、気象レーダー観測所。
気象衛星が飛んでる昨今、お役御免ではないのか。
”車山神社”に御挨拶をして下山に入る。
ボーダー、スキーヤーは時々しか滑って来ないが、
彼らの動きには気を付けながら歩く。
登りは散策道で遠回りしたが、下山はゲレンデの端を最短距離で
下ることにした。 圧雪されたゲレンデの方が歩き易いのだ。
ゲレンデを一直線で下ると、大きく半周する
散策道とは違い、距離は少なくて済んでいる。
下山は登り時間の半分以下の47分で終える。
霧ヶ峰(車山)は雪山より花が咲く初夏の方が好きだなー。
天気良く周辺の山々が全て見渡せた。
標識の背景は御嶽山、乗鞍岳、北アルプスとなっていた。
'16年度の関東遠征
2023年12月14日改定